続 出来心でODしてバットトリップ
それでもその映像を振り払い、目を閉じ続けると、幽体離脱を体験した。
自分はソファーで寝そべっているので、当然ながら、背中側にはソファーがあるはずだがぐにゅーーーーーーと身体が沈んで行った。感覚としてはジェットコースターを逆向きに乗ってるみたいだった。
あまりにも気持ちが悪く。目を閉じるのを諦めて、毛布にくるまっていた。交感神経がバグり始めた。
夏の酷暑のような暑さが身体を襲い、毛布を脱ぎ捨てた、しばらくすると顎がガクガクするほど寒い。毛布を首まで被った。これをエンドレスに繰り返した。
全てが落ち着いたのは夜中の4時頃だった。幻覚が済んだが、吐き気はあったので、お茶を飲みに身体を引き摺って行った。
足を踏み出したら、ヒラメ筋がピンと張りつめ、いきなり、つま先立ちになってしまったりした。
それからは強烈な眠気と動悸が同時に襲ってきて、眠りに落ちそうになると、欠伸がして、同時に吐きそうになった。
結局10じまで、動悸と欠伸に襲われ眠れなかった。